HBVワクチン


B型肝炎ウィルス(Hepatitis B virus : HBV)とは

HBVワクチンの目的は急性肝炎や肝硬変、肝臓がんの予防です。B型肝炎ウィルスは肝炎を起こすウィルスで、体内に入ると肝臓に住み着いてしまい肝硬変や肝臓がんを発症させてしまうことがあります。
子のウィルスは血液や唾液、涙をはじめとした様々な体液を介して感染します。特に感染性が高いのは血液、精液、膣分泌物、羊水などです。そのため感染経路は様々で、お母さんがB型肝炎をもっていて分娩時にお子さんが感染する(母子感染)パターン、その他家族や友人を介してであったり、ウィルスが入っていた血液の輸血、性行為などでの感染(水平感染)のパターンなどありますが、子どもの場合は原因がはっきりせず感染してしまうことが多くあります。
そのため子どもは生まれながらにB型肝炎ウィルスに感染するリスクを持つため、WHOではすべての子供に対して国の定期接種として接種するように指示しており、日本でも定期接種を行っています。

●接種を受ける時期と間隔(接種対象年齢、回数、ワクチンの種類)
生後2か月からロタウィルス、Hib、小児用肺炎球菌、4種混合ワクチンとの同時接種を行います。4週間隔で上記ワクチンと合わせて接種し、3回目は2回目から4-5か月たってから接種、の3回接種となります。

B型肝炎の接種間隔は実施要領では、1回目から2回目は27日以上、3回目は1回目から139日以上、2回目と3回目は6日以上の間隔をあけるとなっています。これでは 最短20週で接種が完了してしまい、アメリカを含め国際的な接種間隔から外れる場合が出てきてしまいます。そのため当会では3回目は2回目からの接種間隔をあけることが望ましいので、2回目と3回目の間隔として4-5か月を提案しています。
※お母さんが妊娠中にB型肝炎のキャリアであることがわかった場合は、通常のスケジュールとは別に接種を行うこととなります。出産した病院にお問い合わせください。

副作用

副反応として接種した場所の発赤、疼痛、発熱などがあります。