プリックテスト
プリックテストは食物アレルギーをはじめとしたIgE抗体を介する即時型アレルギー反応の原因検索を行うための検査です。
〈方法〉
検査をしたい原因物質をつけたプリックテスト専用針で軽く皮膚に押し付け、少量のアレルゲンを皮膚に入れ、15分後に出現した膨疹径を測定して判定します。
パッチテスト
パッチテストは、金属アレルギーをはじめとした遅延型アレルギーの原因物質を確定するのに有用な検査です。
〈方法〉
原因と思われる製品や化学物質を皮膚に貼付あるいは塗布し、その場所の所見で判断します。当院ではパッチテストパネル®(S)を使用して行います。
〈検査の流れ〉
1. 48時間パネルを背中に閉鎖貼付する。
2. 48時間後にパネルをはがし、貼付部位の反応所見を評価します。
3. 72時間後、もしくは96時間後に再評価を行います。
4. 貼付から1週間後に再評価を行います。
以上の複数回の判定を行うため、スタートは土曜日に限られます。日程調整が必要となりますので、初回受診時には実施できませんことをご了承ください。※妊娠・授乳中の方には原則として行いません。